「幸福の木の上手な育て方」



幸福の木の育て方やお手入れの仕方、増やし方など、観葉植物の中でも人気の高い"幸福の木"についてのマメ知識をご紹介します。


幸福の木・・・そばに置いておくと、幸せを運んできてくれそうな名を持つこの植物は、その素敵な名前のせいなのか、はたまた見た目のせいなのか、観葉植物の売れ筋ランキングで上位にランクインするほど人気の高い観葉植物です。
日本では"幸福の木"という名前で広く親しまれていますが、正式な名前は『ドラセナ・マッサンゲアーナ』といいます。
幸福の木の原産地は熱帯アフリカですが、幸福の木はハワイにもたくさんあり、現地では伝統的な儀式や、フラダンスの衣装である"腰みの"に使われるなど、縁起の良い植物として親しまれています。ハワイには「家の前にドラセナの木を置いておくと良いことが起こる」という言い伝えがあり、それがいつしか日本に伝わり、「幸福の木」という名前で呼ばれるようになったのです。
幸福の木は、 縁起モノとして、何かのお祝いの際にプレゼントすると喜ばれます。
そして、もし幸福の木を手にすることができた時には、絶対に枯らしたりしないように、大事に育てたいですよね。

◆ 幸福の木の育て方 ◆

【場所と温度】
日当たりの良い室内に置くのが基本です。寒さに弱いので、5℃以上の場所で育てます。春〜秋には戸外でも良いですが、夏の強い日差しに当たると葉が痛んでしまいますので、適度に日差しを遮ってあげましょう。

【水やり】
春〜秋の成長期には、土の表面が乾いたら、鉢の底から水がしみ出すくらいたっぷりと与えます。
冬に向かうにつれ徐々に水やりの回数を減らし、冬は乾燥気味に。冬に水を与えすぎると根が腐ってしまい、冬を越すことができませんので注意が必要です。暖かくなるにつれ、与える水の量を増やしていきます。

【栄養とお手入れ】
肥料は液体のものを、春〜秋の間、月に1〜2回与えますが、真夏は成長がゆっくりになるので、与えなくて良いです。
乾燥する季節には葉にダニが付きやすいので、霧吹きで水をかけたり、湿らせた布で拭きます。もしもダニが大量発生してしまった場合には、薬で駆除します。

【増やし方】
増やす方法はいくつかありますが、ここでは簡単でわかりやすい"水挿し"による方法を紹介します。まず幸福の木の茎の部分を10~20cm切り取り、水を入れたコップなどに挿して根が生えるのを待ちます。水を替えるのは週に1〜2回が適当で、根腐れを防ぐ薬を水に入れておくと安心です。根が充分に伸びたら、土へと植え替えます。
この方法は、元気がなくなってしまった幸福の木を育て直したい場合にも有効です。

【ずっと育てると・・・】
いつか白くて甘い匂いの花が咲くかもしれません。幸福の木の花が咲くことは珍しく、10年目にして初めて花が咲いたという話もあります。